ひょうたんの日常blog

心身の美を求めながらセミリタイアを目指す会社員の日常生活についてのブログです。

大企業を退職した経緯

新卒から6年間勤務した優良大企業を退職

お給料・福利厚生・研修制度、、何をとっても文句のない優良大企業を2019年に退職、、

正直、悩みに悩みました。人間関係も文句なし、きっとしばらくは安定な企業だし、海外研修や管理職研修にもたくさん参加させてもらって、大好きな職場でした。

ただ、総合職に求められるものは大きく、入社1年目から製造ラインの責任者という立場で仕事をしていました。時期によっては土日もフル生産で、仕事のことが頭から離れる時間は少なかったです。

総合職なんだから、もっと頑張らなくちゃ、総合職なんだから一般職の方々のお手本にならなくては、と空いている時間があれば、仕事に関係することを勉強したり、月曜からの仕事の段取りを土日に練ったりしてました。また、頭痛・腹痛くらいなら、無理をしてでも、仕事に行ってました。

入社して5年が経ったこころ、大きなPJでトラブルが相次ぎ、トラブル対応のため、休日出勤と残業が重なり、時間外労働が100時間を超えました。そのころから、耐えられないほどの頭痛と毎日毎日続く鼻血に悩まされました。

MRIを撮ったり、頭痛外来に通ったりしましたが、原因はわからずでした。が、休みの日に異常なほど散財したり、夜に暴食したり、下を向いて歩くことが多くなったりが続き、自分でハッとしました。。このままでは、心身を壊してしまう。。と。

上司との面談で、異動を希望しましたが、明確にこれがやりたいという業務もなく、キャリアプランも考えてこなかったことから、上司に納得してもらえる異動希望理由を説明できませんでした。今思えば、変なプライドや意地は捨てて、心身に異常が出てると伝えればよかったです。その頃は、総合職という肩書きに執着していて、「このままでは体を壊しそうです」なんていうと総合職失格の烙印を押されると思っていて、率直な気持ちを伝えていなかったですね。。

そして、転職活動し、別の企業へ転職することを決意しました。

別の大企業の未経験職種へ転職

「頑張りすぎず、自分らしく」と思って、踏み込んだ新しい環境で、仕事の内容は自分に合っていましたし、プレッシャーも小さくなりました。し、しかし、深夜や早朝に海外の方とWeb  Meetingがあり、睡眠の質が著しく低下しました。慢性的な睡眠不足により、休みの日は一日中寝ていることもあり、「仕事のために生きているのみたいだ」って思うようになりました。

 

1社目&2社目のタイムスケジュールは👇こんな感じです。

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自分に優しく、自分に成長を

大切な人と過ごす時間を笑って過ごしたい、自分の時間を確保したい、そう思うことが多くなり、2020年秋に中小企業の社員へキャリア転換しました。

親には、「せっかくいい企業に入ったのにもったいない、そんなに転職しているとこの先苦労するよ」とたくさん言われましたが、短い人生、充実した日々を過ごしたかったので、今の選択に後悔はしていません。

今は、過度な仕事のプレッシャーからも解放され、遅くても20時には帰宅できますし、深夜のミーティングもありません。毎日ぐっすり眠れます。

なので、土日も自分の興味のあることを調べたり、空いた時間で資産形成の勉強をしたりできています。満足です。

 

これまでの経験は全部宝物

大きな企業は研修制度も整ってますし、優秀な同僚や尊敬できる先輩・上司がたくさんいました。諸先輩方から学んだ仕事に対する姿勢や考え方は私の宝物になりました。

 

行動してみると世界が広がる

もし、心身を壊すほどに辛いなら、環境を変えるために一歩踏み出すことをお勧めします。結果、転職しなくても、今の会社にだけ執着する必要はないとわかれば、肩の力が少しは抜けるのではないでしょうか。

 

ひょうたん